Blend English

ネイティブ英語の先生から英語勉強方法ブログ

良薬口に苦し

私が最初に関西弁の事を知った日をよく覚えている。
すごく緊張した。
「今までいったい何を勉強していた?」
「大阪に行ったら、私の日本語は通じるか?」
「標準語で冗談を言ったら、受ける?」
ほんまに心配した。

もちろん、現実は私が心配すぎていた。私みたいな日本語の中級者として必要ない。
勉強したければ、まずは標準語をマスターしたからする方がいい。


1つの英語の難しいところは単語の量。
芋を洗うように多いね。
言葉だけじゃなくて、表現、ことわざ、表現、など。


時々生徒はレッスンに来て「ネイティブみたいに話したいから英語の慣用句を習いたい。」

がっかりする。

もっと自然な話し方を教える事ができる。
面白い慣用句も教える事ができる


でも竹を割ったように言えば、慣用句=自然な英語と思わないでください。


実はほとんどの場合に全く反対の結果が出る。
タイミングと使い方と表情が完璧ではなかったら、「ネイティブではない」の証拠になる。
慣用句を勉強する事は焼け石に水っていう事。
慣用句は確かに魅力があるけど日常単語の方が役立つ。
花より団子。

ネイティブにとって、不自然な慣用句より身がすくむ思いをさせられるものはない。


私の勧め:
上級の自信満々のレベルにたどり着く前に慣用句を勉強しない方がいい。慣用句の前に、絶対日常単語の腕を磨いた方がいい。


上記の勧めで後ろ髪を引かれる思いの場合の勧め:
ユーモアに慣用句を使った方がいい。

例えば:
"Easy as pie"
特別な理由がないと、私はこれを絶対言わない。
1つの言葉、"Easy"だけで済ませるから。

でも、私がパイを作っている時。。。
出来上がった物をストーブから引き出して、上手くできた場合なら。。。"Easy as pie!"を言ってもいい。このようなシチュエーションにネイティブではなくても自然のオヤジギャグを作れる。